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「元親、元親!元親ぁ!Wake up!…Please wake up!……いやああぁぁ!!」 政宗は元親に縋りつくと、必死の形相で彼女に呼びかける。 しかし、幾度声を掛けてもその身体を揺さぶっても、元親からは一切の応え がなかった。 崩れ落ちる身体を成実に支えられながら、政宗は半ば錯乱状態のまま、子供 のように泣き叫ぶ。 「………」 小十郎は、凍りついたように目の前の光景を呆然と見つめていた。 慟哭する政宗。 物言わぬ元親。 ああ、これではまるでいつもと逆だな。 状況も忘れて、小十郎の頭の中には、間抜な考えばかりが浮かんでくる。 以前から頭痛の種だった者は、それよりもっと前から奥州を煩わせていた賊 と相討ちになった。 丁度いい。煩いごとが一度に消え、双方共倒れになったのだ。 賊から奥州を守る為、山に散ったひとりの客将。 話の筋書きにしては出来過ぎだ。 政宗様には気の毒だが、それも時が経てば、徐々に心の傷も癒されていく だろう。 これで、元に戻るだけだ。 元に…… 『うるさいんだよ、いっつも人の耳元でグチグチグチグチ!』 『アンタは俺のオヤジか!?だったら、もう少し娘を優しく扱えよ。一応こ れでも、政宗同様「れでぃ」の端くれだぜ?』 『一々悩んでたら、この先身が持たねぇだろ?案ずるより生むが易し!…何、 笑ってんだよ』 ──元に……? さんざん俺達を引っ掻き回しておいて、今更何処へ行くつもりだ? お前には今、政宗様がどんなに悲しまれているのか、判らないのか? お前は、俺達を…『俺』を……! 「………ふざけんじゃねぇぞ」 元親に対する理不尽な感情は、小十郎の理性を焼き切った。 爆発的に沸き起こった衝動に突き動かされるまま、彼女の傍で泣き続ける政 宗を半ば押し退けるようにして身を乗り出すと、吐血の後が残る白い頬を、 容赦なく叩き始めたのだった。 「起きろ、このブス!さっさと目ェ醒まさねぇか!」 指先に感じた微かな温もりに賭けて、小十郎は元親に怒鳴り続ける。 「いいか!『佳人薄命』なんてのはな、政宗様のようなお方の為にある言葉だ! たとえ天地が引っくり返っても、お前みてぇな救いようのねぇドブスに、当て 嵌まる筈ねぇだろうが!」 あまりの暴言に、思わず泣くのを止めて、目を丸くさせている主君も目に入 っていないのか、小十郎は元親の胸倉を掴むと、揺さぶり始める。 「……だから、とっとと目を開けろ。それで、俺に突っかかって来い!今日 だけは大目に見てやる!……どうした!起きろ!目を醒ませ!」 「小十郎…」 「起きろ、起きやがれ!……死ぬな!おい!ブス!……長曾我部元親!!」 その時。 「…ぅ……」 それまで地に投げ出されていた手が、ぴくりと僅かな動きを見せた。 次いで、それまで固く閉じられていた瞼がゆっくりと開くと、青みがかった 右目に、段々と光がよみがえってくる。 右目と左目16
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シナリオ攻略 第37話 『銀河をステージに』 勝利条件 敵の全滅。 敗北条件 初期 味方戦艦の撃墜。 バサラ、またはガムリンの撃墜。 敵増援出現後 味方戦艦の撃墜。 バサラの撃墜。 SRポイント獲得条件 3ターン以内に敵を全滅させる。 初期配置・増援 初期 初期味方 マクロス・クォーター要塞艦型(ジェフリー) 初期味方 母艦選択×2 初期味方 VF-19改FバルキリーF(バサラ) 初期味方 VF-22S SボーゲルIIF(ガムリン) 初期味方 出撃選択×20 初期敵 バジュラ(ナイト級)×4 初期敵 バジュラ(大型)×8 初期敵 バジュラ(小型)×12 敵全滅 or 4PP 敵増援 人造次元獣ギガ・アダモン(制御次元獣)×2 敵増援 人造次元獣アダモン(人造次元獣)×6 敵増援 VF-171F(高性能AI)×16 敵データ 初期敵 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 バジュラ(ナイト級) バジュラ 48 (26000) 9(-) 6600(8600) 10(12) 4 - HP回復(小)EN回復(小) バジュラ(大型) バジュラ 48 (8250) 8(4) 3200 8 8 - HP回復(小)EN回復(小) バジュラ(小型) バジュラ 47 (6550) 6(3) 2800 6 12 - HP回復(小)EN回復(小) 敵増援 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 人造次元獣ギガ・アダモン 制御次元獣 48 (33750) 7(3) 8500 14 1(2) - D・フォルトHP回復(小)EN回復(小)MAP兵器 人造次元獣アダモン 人造次元獣 48 (19550) 7(3) 6500 10 6 - D・フォルトHP回復(小)EN回復(小) VF-171F 高性能AI 48 (7350) 6(3) 3600 8 16 - 援護攻撃L2援護防御L2 イベント・敵撤退情報等 初期配置の敵を全滅させるか4PPにイベント。北西に次元獣の敵増援。バサラとガムリンがMAP北に強制移動しVF-19改Fバルキリーに「DYNAMITE EXPLOSION」(通常歌&MAP歌)、VF-22S SボーゲルIIに「DYNAMITE EXPLOSION」(合体攻撃)が追加され、バサラの気力最大まで上昇。バジュラが残っていた場合撤退。 マップクリア後、強化パーツ「Fボンバーのディスク」を入手。 攻略アドバイス 共通ルートでは始めてバジュラと相対する。ここまでマクロス関連のルートを通っていないなら、このステージでバサラの歌のバジュラへの効果を把握しておくと良いだろう。続く40話でもバジュラ・次元獣が多く登場するので、バサラが育っていないならこの辺りで一気に撃墜数を稼いでしまおう。バジュラは行動不能付きの攻撃を使ってくる点に注意。 SRポイント獲得条件の「3ターン以内に敵を全滅させる。」は、初期配置の敵を全滅させた時点で、達成となる。敵増援には、どれだけでも時間をかけられるので、育てたいパイロットを優先的に出撃させてもよい。ただし、攻撃力の低いユニットばかりだと、次元獣にダメージが通りにくいので、バランスを考えて。 初期配置で東側にいる味方機は、敵増援との距離が遠いので、後半の戦闘に参加できない恐れがある。東側には、「加速」持ちや、移動力の高いユニットを置くとよいだろう。 SRポイントを取得する上でも、配置が遠くHPも高いナイト級バジュラを一回の戦闘で退場させられる歌は有効な手段。バジュラの気力と射程に気を付けながらバサラを前進させ、他のユニットで後方のフォローや左右に散らばっている敵を討って行くといい。別の方法:1PPにバサラをファイターで北に突っ込ませ、バジュラ(大型)を撤退させる。「連続行動」が発動したら、バトロイドに変形し、「集中」をかける。バジュラ(ナイト級)4体すべてから、射程7以内の距離になるよう、MAP北の小惑星帯の南端に入り、待機させる。1EPで反撃すれば、バジュラ(ナイト級)4体すべてを撤退させることができる。1回くらいダメージを受けるが、持ちこたえられる。 2PPは、ファイターでバジュラ(大型)を撤退させ、ついでにダメージを受けている場合、修理しておくとよい。 バサラとガムリンは、イベントで北に強制移動する。進軍速度によっては孤立するので、味方を早めに、MAP中央から北寄りに向かわせておくと良い。 「DYNAMITE EXPLOSION」は味方ユニットに「加速」「努力」「幸運」(+「ひらめき」。バサラが「熱血」を使っていた場合「熱血」も追加)を付加する事が出来る非常に有用な歌。 2PPに蜃気楼をMP左上を(0,0)として、(11,15)の座標に置いておくと、3PPに敵増援を出した直後に、北方向で6機、西方向で6機のVF-171Fに対して、MAP兵器を当てることができる。蜃気楼フル改造+武器改造3段階では、一発で倒せない。クリティカルが出れば倒せるので、6機中、1回でもクリティカルが出れば、「連続行動」が発動し、もう一度撃てる。 ちなみに、1周目だと、このあたりでゼロの撃墜数が70に達し、自軍初のエースボーナスを得られる。他のパイロットは、35-45機が大半。当然、プレイスタイルで大きく左右されるので、上記の数字は参考程度に。 設定ミスなのか、ギガ・アダモンのパイロットが制御次元獣になっていたりする。スキルや能力のステータスが、アダモンよりも低い。アダモンの気力が130を超えそうなら、先に倒すと「見切り」を発動されずに済む。ただし、ギガ・アダモンはMAP兵器を持つので、残してEPに回すときは注意が必要。蜃気楼のMAP兵器を適切に使えれば、敵増援との交戦は、4PPで終了できる。 VF-171Fの「ビーム砲」は、ビーム兵器ではない。そもそも、たいていはマイクロミサイルを使ってくるので、このMAPで見る機会はないかもしれない。 戦闘前会話 敵機(敵増援後) ガムリン、アルト、キリコ、クロウ 隣接シナリオ 第36話 『加速する世界』 第38話 暗黒大陸ルート 『告げられる絶望』 第38話 エリア11ルート 『過去からの刺客』
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登場武将≪東北≫東北統一戦(1561年~) 登場武将≪東北≫ 東北統一戦(1561年~) 大名 所属国 名前 武器 特殊技 戦闘技能 固有技能 提案政策 津軽為信 陸奥 津軽為信 刀 属性付与/変化の術 挑発 現世御身 戸沢政盛 刀 忍術攻撃/バリア 鉄壁 大山鳴動 南部信直 陸中 南部信直 刀 投げ/分身 挑発 金剛堅固 魚鱗の陣/騎馬隊 北信愛 刀 投げ/分身 神速 金剛堅固 鼓舞 伊達晴宗 陸前 伊達晴宗 刀 援護射撃/バリア 神速 天命反転 伊達実元 刀 一閃/属性攻撃 鉄壁 明鏡止水 伊達輝宗 長柄 毘沙門天/馬呼び 奮闘 行雲流水 中野宗時 刀 投げ/分身 神速 金剛堅固 鬼庭良直 長柄 忍術攻撃/バリア 神速 大山鳴動 安東愛季 羽後 安東愛季 刀 能力増強/捨て身 鉄壁 電光石火 荒稼ぎ/品質向上 鮭延秀綱 刀 忍術攻撃/バリア 鉄壁 大山鳴動 衡軛の陣 延沢満重 長柄 毘沙門天/馬呼び 挑発 行雲流水 自軍補充加速 最上義守 羽前 最上義守 長柄 毘沙門天/馬呼び 神速 行雲流水 最上義光 刀 名乗り/援護射撃 鉄壁 獅子奮迅 氏家定直 長柄 ダッシュ/鉄壁 奮闘 天命反転 敵援軍阻止 天童頼貞 刀 一閃/属性攻撃 奮闘 明鏡止水 蘆名盛氏 磐城岩代 蘆名盛氏 長柄 忍術攻撃/バリア 神速 大山鳴動 蘆名盛興 長柄 属性付与/変化の術 神速 現世御身 猪苗代盛国 長柄 紙人形/受け返し 神速 虎視眈々 金上盛備 長柄 名乗り/援護射撃 挑発 獅子奮迅 在野 陸前 留守政景 長柄 投げ/分身 奮闘 羽前 後藤信康 長柄 名乗り/援護射撃 鉄壁 方円の陣 最上義康 長柄 忍術攻撃/バリア 神速 飛忍隊 片倉小十郎 長柄 能力増強/捨て身 鉄壁 武将鍛錬 磐城岩代 田村清顕 刀 援護射撃/バリア 鉄壁 天命反転 馬狩り 二階堂盛義 長柄 能力増強/捨て身 鉄壁 電光石火
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登録日:2009/12/13(日) 00 16 37 更新日:2024/02/21 Wed 07 35 54NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 HEART_ _SOUL アニメ アニメ映画 アミノテツロー エミリア ガビグラゴ ファイヤー ペドロ マクロス マクロス7 三美合体 劇場版 映画 松竹 河森正治 番外編 銀河がオレを呼んでいる! マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!とは、1995年に公開されたアニメ映画。 マクロス7の劇場版。同時上映『マクロスプラス MOVIE EDITION』 主題歌 HEART SOUL/EMILIA with BASARA NEKKI OP SEVENTH MOON/FIRE BOMBER 挿入歌 1.REMEMBER 16(Acoustic Version)/BASARA NEKKI 2.FLASH IN THE DARK/EMILIA 3.愛・おぼえていますか/リン・ミンメイ(飯島真理) 突撃ラブハート、MY FRIENDSなど他多数。 ◆概要 他の劇場版マクロス作品のようなリメイクではなく、番外編に当たる。 そのため、TV版と同じOPで始まる(最後に特別カットが入る)他、上映時間も30分。時期的には第38話「禁断惑星のシビル」の後あたりらしい。 原画の一部には板野一郎が参加しており、戦闘描写は本編よりハイクオリティ。 ◆ストーリー マクロス7にて向日葵に歌が効くのか実験している最中、バサラ達以外の謎の歌エネルギーが感知され、花が反応する。 興味を持ったバサラはその正体を探るため、発信源の惑星に一人で飛び出して行く。 訪れた惑星のある村では、その謎の歌を「呪いの声」と言って恐れている人々の姿があった… ◆登場人物 ○熱気バサラ (CV 林延年、歌 福山芳樹) 冒頭からいきなり雪山をファイヤーバルキリーごと転がり落ちる主人公。謎の歌エネルギーを探してエミリアと出会い、歌合戦を通じて意気投合する。 ○ミレーヌ・フレア・ジーナス (CV 桜井智、歌 チエ・カジウラ) バサラを探しに皆と共に出撃。ガビグラゴに歌ビームをぶっ放す。 ○レイ・ラブロック (CV 菅原正志) 歌エネルギー感知器でバサラの居場所を探そうとするが、正確な位置を探し当てられずミレーヌから散々に言われる。 ○ビヒーダ・フィーズ (CV 高乃麗) 相変わらずドラムばかり。 ○ガムリン・木崎 (CV 子安武人) サウンドフォースのバサラ探しに同行。 洪水止めに失敗するなど、いいとこなし。 ○花束の少女 (CV 中川亜希子) 相変わらず可愛いが、やっぱり渡せない。 ○ガジェット・M・千葉 (CV 園部啓一) バサラに歌エネルギー感知器をパクられる。 ○ペドロ (CV こおろぎさとみ) 「ふぁいやー」「ぼんばー」を連呼するFIRE BOMBERの大ファン。お漏らしするぐらいの歳のショタ。となりのペドロとは何の関係もない。 エミリアの脱ぎたての下着に潜り込んだり、胸の谷間に挟まったりと羨ましいことこの上ない。 ○ミゲル (CV 松尾銀三) ペドロの祖父で村のまとめ役。 歌を毛嫌いし、猟銃を常に持ち歩いている物騒な頑固ジジイ。 ○マルガリータ (CV 田中敦子) ペドロの母。 未亡人……ゴクリ。 ○エミリア・ジーナス (CV 根谷美智子、歌 奥土井美可) ジーナス7姉妹の5女。ミレーヌの実姉。 現役時代のミリアのような緑髪ストレートでナイスバディの美人。 昔見た映画(多分愛・おぼえていますか)でリン・ミンメイの歌に感銘を受け、彼女に負けない歌手になろうと巨人化して雪山で修行中。 『呪いの声』の正体だが、雪山で歌が反響しまくって不気味な声になっているだけ。 バサラに匹敵する程の歌エネルギーを持ち、2人で歌合戦をした際は惑星外にいたレイの歌エネルギー感知器がぶっ壊れた。 愛機はクァドラン・ローの強化型である『クァドラン・キルカ』。ジーナスの血筋だけあってこちらの腕も一流。 小説版マクロスFによると、ダイナマイト7のエルマと同様に夢を叶えてビッグネームに成長したらしい。 ○ガビル (CV 陶山章央) だから私に早く項目美を感じさせろ! ○グラビル キルカのミサイル一斉射撃を喰らっても平然として巨大ビームをぶっ放すなど、相変わらずタフ。 ○ナッターバルゴ (CV 高橋広樹) 改造美を施され、バサラのサウンドウェーブを無効果できるように。が、エミリアのは想定していなかったため普通に効いた。 ○ガビグラゴ 三 美 合 体 ☆ ガビグラにナッターバルゴを追加した最強合体美形態。絶大なエネルギーを誇り、周囲の雪を一瞬で蒸発美させた。 何故かバサラだけでなくエミリアの歌も無効果できるようになったが、ミレーヌ達の参戦でフルボッコにされる。 最後に突撃美するがエミリアに止められ、限界美がきたため合体美を解除美して逃亡美。 ○ゲペルニッチ閣下 (CV 井上瑤) 相変わらずのイケメン。 異常スピリチアを感知し、正体を調べるため三美を差し向ける。 追記・修正なn(ry △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 逃亡美www -- 名無しさん (2016-04-22 06 57 51) 名前 コメント
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戦場に響く歌声 ◆VvWRRU0SzU 『……ッ、か、はぁっ、はっ。ぐっ――次だ! オモイカネ!』 息継ぎもそこそこに、次の曲を指名する。 思い出せる限りの曲は入力している。ナデシコを統べるAIは即興にしては十分すぎるほどの音楽を奏でてくれる。 バサラにできることはただ、歌うことだけ。 歌って、歌って、歌い続ける。山を動かせると信じひたすらに歌っていた少年時代――あの頃のように。 が、オモイカネはモニターに大きくバッテンを表示する。ご丁寧にブー、ブー……とSE付きだ。 歌うことにのみ全精力を注いでいたバサラは気付かなかったが、いつの間にかナデシコに一機、肉薄する機体があった。 ぼんやりと映し出されたその機体のシルエット、頭部に生えた翅―― 『ラーゼフォンじゃねえか!』 そう、バサラに支給された人造の機械神。 奪取したカテジナが放送で呼ばれたことから、破壊されたものと思っていた。 『そうか……やっぱりお前も俺と歌いたいんだな! いいぜ、セッションといこうじゃねえか!』 バサラはラーゼフォンを奪われたとき、必ず自分の下に戻ってくると信じていた。 一緒に歌った……根拠はただそれだけ。それだけで十分だった。 が、やがて明瞭になったその姿はバサラの記憶とは大きく異なっていた。 右半身はほぼ削り取られ、胴体全面は見る影もなく傷ついている。 左手には太刀。そして何より、胸部に無理やり接続されたようにしか見えない球体が異彩を放つ。 完全なるラーゼフォンを知るバサラからすれば、その姿はひどく歪で不自然なものに見えた。 「ナデシコ、応答しろ。こちらはゼスト、ユーゼス・ゴッツォ。着艦を求む」 戸惑うバサラをよそに、ラーゼフォンから通信が入る。 『――ナデシコ、熱気バサラだ。着艦するつったが、どういうつもりだ?』 「手短に言う。ここから離脱するため、ナデシコのコントロールを預けろ。この機体なら損傷した箇所のカバーができる」 『どういうこった。ラーゼフォンにそんな機能はないはずだぜ?』 「ラーゼフォン? ――ああ、この機体の名前か。君はこれを知っているのか。 そうだな……詳しくは言えんが、私が手を加えてそういうことができるようになった。今はそれで納得してくれ」 『納得ったってな……』 「済まんが、議論している時間はない。早く向こうで戦っている彼らの援護に向かわねばならん。制御中枢の所在を教えてくれ」 男の言葉を、渋々だがバサラは了承した。 歌を止めることになるが、我を通して甲児達の足を引っ張るわけにもいかない。 オモイカネに指示し、ラーゼフォン――ゼストと直接回線で接続を行った。 数秒の後…… バサラの眼前を、一斉に表示された警告表示が埋め尽くした。 『な……なんだ!? 何がどうなってやがる!』 コンソールに走り寄る。 明滅し、いくつものウィンドウが開いた次の瞬間消えてゆく。 スピーカーからサイレンのような効果音が鳴りだした。バサラはそれを緊急の――オモイカネのSOSだと直感した。 やがて何重にも展開したウィンドウがすべて消える。残った表示は一つ。 【NERGAL ND-001 NADESICO ナデシコ級一番艦「ナデシコ」管理AI「オモイカネ」、削除シークエンス実行中】 その文字列の下にはゲージが一つ。70、75、80、85――さして間を置かず、100に到達した。 その瞬間、艦内すべての照明が落ちた。突如として暗闇の中に取り残される。 何が起こった――そう言おうとした。だが、喉からではなくスピーカーから聞こえてくるはずの自分の声は、ない。 コンソールに僅か残る光を頼りに手の甲を確認する。 注入されたナノマシンは効果を発揮するとき、淡く輝きを放つ。それが、ない。 わけも分からず、バサラは叫ぶ――叫ぼうとした。力を込めた喉からはヒューヒューと空気が漏れる音だけ。 そして、唐突に照明が復帰した。 眩い光は混乱していたバサラの心にも落ち着きをもたらした。停電でもあるまいし、今のは何だったのだと、呟く。 呟こうと、した。 声は、戻っていない。 愕然と立ちすくむ。やはりさっきのは自然に起こった事故などではない。 何かのきっかけがあり、起こるべくして起こったもの。 何か――そんなもの、一つしかない。あの仮面の男だ。 コンソールを操作し呼びかけようとする。だが反応がない。 苛立ち、拳を液晶に叩きつけた。 「あー、聞こえているかね? ユーゼスだ」 押し付けた拳の先。腕を引くと、仮面の男が映っている。 「ど……う、……っ!」 いくらかマシになったとはいえ、やはりままならぬ喉を絞る。声は出なくともこの形相を見れば要件などすぐにわかりそうなものだったが。 「説明しろと言いたいのだろう? 君の喉のことは把握している。よろしい、聞きたまえ。 ――ナデシコはたった今、私の手に落ちた。オモイカネとかいうAIはデリートしたよ」 「……!」 「君にはしばらくそこでじっとしていてもらおう。隔壁はロックさせてもらった。もちろん通信も繋がらんよ。では、また後でな」 ブツリ、とモニターから男の顔が消える。 急いでパネルを操作するも、男の言ったとおり全ての機能が封じられている。 照明と空調だけが機能しているのは情けだろうか。何にせよ、隔離されたことに変わりはないが。 (チクショウ……ふざけやがって! こんなもんで俺の歌を止められると思うなよ!) ギターを担ぎ、ブリッジと通路を繋ぐ扉へと駆け寄る。もちろんロックされていたが、バサラはそれでも諦めない。 手で引っ張って開かないと見るや、一歩下がってその長い足を振り回す。 二度、三度となく蹴りつける――ビクともしない。 最新鋭の戦艦の扉が、推理小説などでよく叩き壊されるドアのように吹き飛ぶはずもなく。 数分、バサラが扉を蹴りつける音のみが響く。 (……くそっ! 何か、何かないのか! ここから出て、甲児達に知らせる方法は――!) 考える。ひたすらに考える。 バサラはブリッジに閉じ込められていて、甲児達は遥か遠く。救出はもちろん期待できないので、自力で出るしかない。 だがバサラ単独の力では扉を開けられない。せめてオモイカネがいれば違ったのだろうが。 と、そこまで考えてようやくオモイカネがデリートされた、という事実が重くのしかかってきた。 ユーゼスの言葉はおそらく真実なのだろう。ナノマシンを介しても何の反応もない。 ただのAI――されど、一緒に歌った『仲間』。バサラはまた一人、友を失ったのだ。 (すまねえ……俺は自分のことばっかりで、お前のことを考えてやれなかったな。俺にできるのは、せめて――) いったん脱出の件を頭から追い出す。どうせ何もできないのなら、何をしていても同じだ。 背負ったギターを取り出す。かき鳴らす響きは先程ともに演奏した葬送曲。 バサラなりの、友に送る手向けとして。 本人以外誰も聴くもののいないブリッジに哀切のメロディが響き渡る。 せめて声が出せればな……とバサラが自嘲した時、ガシュ、と。背後で扉が開く音が聞こえた。 驚いて振り返るバサラ。扉が開いている――先程までどうやっても開かなかったのに。 次いでコンソールに光が灯る。 見れば、格納庫までの最短距離を示した艦内地図が表示された。そこに至る全ての障害は解除されている。 背景には大鐘のようなアイコン。そして、画面の端にはただ一言が添えられている。 『Hurry to the hangar.』 直感する。これは消えゆくオモイカネが示した最後の抵抗なのだと。 声の出ないバサラには声紋照合などできない。故に、そのギターの音色をトリガーとしてプログラムの奥底に隠蔽した。 最期の時間を自分ではなくバサラのために使った――その事実に胸がカッと熱くなる。 (お前……すまねえ。今は、甘えさせてもらうぜ!) ギターを担ぎ走り出す。この異常は当然ユーゼスも気づいているだろう。 再び隔壁を閉じられる前に、辿り着かねばならない。 走って、走って――格納庫へと滑り込む。 その背後で隔壁が閉じる音が聞こえた。間一髪だったらしい。 とにかく、これで脱出の手段は確保できた。残っている機体へと近づく。 「止まりたまえ」 手近にあったぺガスへと向かったとき、ユーゼスの声が聞こえた。咄嗟に振り向くと、そこにいたのはプロトガーランド。 最悪なことに、ユーゼスが乗っているらしい。 「まったく、あのAIも面倒なことをしてくれる。君に今出ていかれては段取りが狂うのでな。 大人しくしていられないなら、ここで死んでもらおう」 腕部のビームガンがバサラを照準する。ピタリと突き付けられた銃口に動きを封じられた。 目線だけを巡らし、辺りを確認する。 ハッチは開いている。その向こうにはラーゼフォン。 ぺガスは――遠い。走っても5秒はかかる。撃ち抜かれる方が早そうだ。 応戦しようにもバサラは銃など持っていない。仮に持っていたとしても、使いはしないのがバサラという男だが。 (こいつがここにいるってことは、ラーゼフォンは無人……やるっきゃねえ。こいつをすり抜けて、ラーゼフォンを奪う――!) 覚悟を決めた。重心を爪先に、踵を浮かせいつでも飛び出せるように構える。 「気に入らん眼だ。足掻き、諦めず、絶望しない……実に、不愉快だ」 ガーランドの腕が動く。発砲されてからでは遅い。 撃つ、その一瞬前。もう狙いの修正は効かない、その一瞬―― (今だ!) バサラの鋭敏な聴覚が捕らえた、ガーランドのスピーカーから漏れるユーゼスの呼吸。 吸って、吸って、止める――最も集中した瞬間。 バサラは横っ跳びに跳ねた。 スローになる視界の真ん中を光が横切っていく。避けられた……! 足を着き、その勢いのまま走り出す。 戸惑ったように動きを止めたガーランド。膝を蹴ってその頭部に駆け上がり、一瞬で脱いだ上着を巻きつけた。 小細工だが、これで時間は稼げるはず。 跳び離れ、今度こそラーゼフォンに向かおうとして―― 「な……っ!」 プロトガーランドの背後……バサラの位置からは見えなかったところに、ガロード・ランが倒れていた。 思わず足が止まる。 止まらずに行けば、ラーゼフォンは奪えたはずだ。だがガロードを置いていくことになる。その一瞬の逡巡が、隙となる。 背後からプロトガーランドの腕が伸びる。 振り返ろうとしたときには首を掴まれ、抱え上げられていた。 「チッ……手間をかけさせてくれる。だがここまでだ」 息ができないほどではないが抜け出せもしない――そんな絶妙の力加減で絞め上げられる。 プロトガーランドのキャノピーが開き、ユーゼスが顔を出す。 「大人しく従っていれば、その喉を治すことも考えてやったものを。まったく度し難いな」 ユーゼスはその手に錠剤のようなものを弄びつつ言った。 「だがまあ、制御できん駒に用はない。お前はここで死ね」 もう片方の腕のビームガンがバサラに突き付けられた。 腹立たしいことに、ユーゼスはキャノピーを閉じない――最期の瞬間を観賞するつもりだというように。 全身に力を入れてもがく。だが、そこは小型とはいえ機動兵器。生身の力で敵うはずもない。 ビームガンに火が灯る。その様を凝視しつつ、ついにここまでかとバサラは思った。 「死ね」 ユーゼスの宣言、そして―― 「ぺガアアアァァァァァァァァァスッッッ!!」 ――絶叫。バサラのものでも、ユーゼスのものでもない。 そして、その声に応えるものがいた。 「ラーサ」 格納庫の片隅で眠っていたもう一つのロボットが、その言葉を鍵に目覚めた。 ブースターに点火――猛然とガーランドに体当たりする。 「ぐ、おおっ……!?」 サイズはほぼ拮抗している。だが、加速した分ぺガスに利があった。バサラを掴んでいた手も離し、吹き飛ぶプロトガーランド。 投げ出されたバサラ。 「が……っ! ってぇ……」 「バ、サラ……!逃げ――るぞ!」 ぺガスの名を読んだ張本人であるガロードが、息も絶え絶えに叫ぶのが聞こえた。 見れば彼はなんとか身を起こし、ぺガスを傍らにハッチへと向かっている。 遅れじと立ち上がる。ふと、さきほどユーゼスが弄んでいた錠剤が目に入った。 喉を治す――本当かどうかわからない。ブラフかもしれない。 判断はつかなかったが、とりあえずそれを拾い上げて走り出す。 「貴様らぁっ!」 背後でプロトガーランドが立ち上がる音がした。 ラーゼフォンへは遠い――ぺガスの下へと走り、その影に身を隠す。 「掴まってろ、バサラ――飛ぶぞ!」 ガロードが言う。ぺガスがその身を人型から飛行機のような形状へと変える。 「ラ……フォ……!」 「ダメだ! あれは俺達には操縦できない!」 ガロードは断言した。 それはロジャーからユーゼスに自身が引き渡された時、身体は動かないながらもぼんやりとそのコクピットを見ていたが故の確信。 手が計器に触れても、首輪は操縦方法を伝えてはこなかった。 これはガロードの知らぬことだが、ユーゼスはAI1を媒介としてラーゼフォンを動かしている。 それは彼が類い稀なる頭脳と技量を兼ね備えていたからできることだ。 技量で言えばガロードとて負けてはいないが、AI1からもたらされる情報を同時に処理するには荷が重い―― 長く一人で荒廃した世界を生き抜いてきたガロードには、直感としてそれがわかった。 だからあの機体を奪うことより、ぺガスを呼ぶことに賭けたのだ。 比瑪亡き後、ぺガスのマスターは空位だった。 その後初めて呼びかけた者が新たなマスターとなるという推測――ガロードは賭けに勝った。 ハッチから、弾丸のようにぺガスが飛び出す。 テッカマンブレード専用として調整されたその上部には、もちろん生身の人間が乗ることなど想定されていない。 故に全身の力を用い、バサラとガロードは振り落とされないようにしがみついていた。 「逃がすかぁっ!」 ハッチの淵に立ち、プロトガーランドがビームガンを乱射する。 二人がしがみついているため満足な回避運動ができないぺガスに、その光芒は容赦なく突き刺さった。 「ダメだ、墜ちる……ッ!」 ガロードの声が遠く聞こえる。 黒煙を吹き出し、地上へと加速度を増しぺガスが落ちていく。 その間バサラが見ていたのは、変わり果てた姿になったラーゼフォン。そして、今はもうユーゼスの支配下に落ちたナデシコ。 (済まねえ、比瑪、オモイカネ……) やがて、彼らは地上へと激突した。 □ マスターガンダムが片手だけで身の丈ほどもある大鎌を回転させる。 風を切る音が耳にうるさい。身を捻り、全身のバネを最大限に使い振り下ろしてきた。 念動フィールド展開。大鎌は、力場を少しづつ食い破りながらヴァイクランへと迫る。 だが欲しかったのはこの一瞬。 「――オウルアッシャー、マキシマムシュートッ!」 フィールドを解除。同時に充填していたエネルギーを解放する。 大鎌は右手を犠牲に防いだ。肘から先がすっぱりと切り落とされる。 そして至近距離からのオウルアッシャーが、マスターガンダムの頭部へと直進する。 瞬間、やつは身を傾けた――光弾は右目を中心に頭部を半分ほど削り取っていっただけだ。 機動性もさることながら、凄まじい追従性、反応速度だ。ヴァイクランでは真似のできない芸当。 シャギアは荒い息を吐く。 個別に戦闘を開始して10分は経っただろうか。 何度もヒヤリとする場面があった。 何度も好機と思う場面があった。 だが、勝負はつかない――つけられない。 カルケリア・パルス・ティルゲムが告げる仲間達の戦闘もほぼ同様と言えた。 遅れてきたロジャーは本当にアキトを倒す気があるのかは疑問だが、隻腕でアレを抑えていると考えれば一応の信頼は置ける。 クインシィはどうしようもない。何度か呼びかけたが、一度として反応はなかった。 彼女はアイビスという少女を優先的に狙っているらしい。 甲児と頭部のない機体はうまく彼女に向かう攻撃を妨害しているが、基本的に殺すつもりはないようでやはり攻撃は甘い。 特に甲児だ。彼はクインシィと面識がある。ガロードの仲間ということで、敵だとは割り切れないのだろう。 そこが彼の美徳でもあるのだが――今は、それすらも腹立たしい。 戦況は停滞していると言えた。 (何か……何か、戦場を動かすきっかけでもあれば……!) こちら側の機体が一機でも落ちれば、そこから一気に突き崩される。 クインシィが勝ったとしてこちらにまで仕掛けてくることはないだろうが、今さら組めるとも思わない。 アキト、ガウルンは論外。嬉々として横槍を入れてくるだろう。 「気を散らしてんじゃあねぇっ!」 「むう……ッ!」 一瞬、反応が遅れた。 マスターガンダムの左腕に、例の暗い光が瞬く。ブラックゲッターの刃を叩き折った力だ。 念動フィールドを、まるでバターを熱したナイフが溶かすかの如く切り裂いてくる。 「いかん!」 「終わりだぜッ!」 ダークネスフィンガーがヴァイクランの胸に齧りつく。 凄まじい熱量――装甲が一気に浸食される。 モニターに亀裂が走る。 「ぐおおおっ……!」 「楽しかったぜ、兄ちゃん。あばよ」 ガウルンはもはやこちらに興味を半ば失いつつあるようだった。 更に強く掌を押し込んでくる―― (ここまでか――だが、貴様も連れて行く!) べリア・レディファーを撃つ時間はない。だが、溜めこんだエネルギーを一気に解放することはできる――自爆。 意を決し、マスターガンダムを見据える。 「――――!?」 見据える、そこには何もいなかった。 いや――左手のビルにマスターガンダムが叩きつけられている。 「無事かね?」 見上げればそこにはまた新たな機体。 これまた隻腕の、50mはあろうかという天使のような。 「だ……誰だ?」 「私はユーゼスという者だ。ロジャー・スミスに請われガロード・ランをナデシコに移送した。 援護する、我々はやつを討つぞ」 モニターに映る仮面の男。 天使――ラーゼフォンは剣を抜き放った。その剣には見覚えがあるような気がしたが、詳しく思い出せない。 「ってえ、な……おいおい、タオルを入れるにしちゃあ随分手荒じゃねえか」 「乱入が禁止とは聞いていなかったのでな」 マスターガンダム、ガウルンはまだ動けるようだ。 サイズ差にして実に三倍の両者が向かい合った。天使が剣を振り下ろす――当たれば即両断は間違いない威力。 シャギアは突然現れたこの仮面男を信用するべきかどうか迷う。だが、現実としてガウルンと敵対している。 どうあれここが押し込むチャンスには違いないと自分を納得させる。 「私の機体は砲戦型だ。後方から援護する!」 「了解した」 ラーゼフォンが前に出て、ヴァイクランが援護する。 それまで攻勢に出ていたマスターガンダムが逆に逃げの一手を打つことになった。 ゲッターサイトが五大剣を受け止め――いや、いなす。オウルアッシャーを足元に向けて撃った。 マスターガンダムは飛び上がって回避。そこにラーゼフォンの太い足が唸りを上げて喰らいつく。 吹き飛んで行くマスターガンダム。これはいける、と確かな手ごたえを感じた。 幾分余裕ができたので、周囲の戦況を確認。ロジャーはいよいよ持って苦戦している。 ガウルンを倒した後、まずは彼を援護すべきか。 次いで真ゲッターと相対している面々へ目を向ける。 甲児の機体、ストレーガには損傷が増えているものの、致命打はなさそうだ。 本来ならここで声をかけるのは注意をそぐことになるが――今、ストレーガにはキラ・ヤマトも同乗している。 何故一度敵対した彼がここにいるかはわからない。交渉が望みだったとして、その身一つで乗り込んでくるとは見上げた度胸だと思ったが。 とまれ、彼に聞くのが一番情勢を把握できるだろう。 「キラ・ヤマト、応答しろ。こちらはシャギア・フロストだ」 「――はい、キラです。どうしました?」 「そちらの戦況はどうだ? 援護が必要か?」 「正直、厳しいです。クインシィさんを止めるにしてももう一機欲しい。そちらはどうです?」 「こちらは心配しなくていい。今、ユーゼスという男が援護してくれている。直にガウルンを撃破できるはずだ」 「ユーゼス……!?」 ブツ、と通信が途絶。ストレーガが激しい機動に入ったのだろうか。 警告音。 横手からブラックゲッターが突っ込んできた。ロジャーは突破されたようだ。 警戒する――が、ブラックゲッターはヴァイクランには目もくれずラーゼフォンと交戦中のマスターガンダムに向かっていく。 「ユーゼス、後ろだ!」 声を飛ばす。ラーゼフォンはだが悠然と、むしろゆっくりとした動作で道を空けた。 ブラックゲッターがそこに飛び込み、マスターガンダムを連れて離れていく。 今のは、まるで自分が攻撃されないと確信していたかのような動きだった。 「……さん! 応答してください! シャギアさん!」 するとオープン回線でキラの声が聞こえた。先程までの指向性の通信とは違い、この戦域にいる全ての者に届く声だ。 ひどく焦っている。何か大事なことを伝えようとしている、そんな声だ。 通信機をいじるも、ミノフスキー粒子が濃いのか回線が繋がらない。仕方なしに、シャギアもオープン回線で応える。 「どうした、キラ・ヤマト。何を焦って――」 「その人は危険です! テンカワ・アキトと組んでいます!」 キラは一息に言い切った。一瞬、こいつは何を言っているんだ――と思考に空白が生まれた。 気がついた時には、目の前にラーゼフォン。剣を振りかぶっている―― 「な」 震動、轟音、痛み――ヴァイクランを縦に真っ直ぐ斬り下ろす剣。 シャギアの意識は闇に落ちた。 □ 「……ラ! おい、しっかりしろ! おい!」 揺り動かされる感覚。耳に滑り込んでくる声―― 目を覚ますと同時、身体のあちこちがバサラに激痛を訴えてきた。 廃墟の一角、ナデシコからほど近い場所。 身体を起こす。隣にいたガロードが息をついた。 どうなった。そう言おうとして、声が出ないことを思い出す。手振りでなんとか言いたいことを示した。 腕を押さえているガロードは頷き、 「ああ、俺達は少し気絶してたらしい。俺も今ぺガスに起こしてもらった」 と、ぺガスを指で示す。釣られて見やると、ぺガスはひどいものだった。 あちこちに損傷が見られ、腕は片方が丸々欠落している。 バサラとガロードが地面に激突する瞬間、その身を犠牲にして二人を庇ったためだ。 「あのユーゼスってやつ、俺達が死んだものと思ったんだろうな。止めを刺さずに行っちまった」 見上げた遥か遠くで、そのユーゼスの駆るラーゼフォンがヴァイクランとともに戦っていた。 「多分、シャギアには俺達のことは何も言ってないんだろう。あのガンダムを倒すことを優先してるらしいけど……」 と、ガロードが立ち上がりぺガスの下へと歩いていく。 腕だけでなく、足も片方引きずっている。とても万全とは言い難い状態だ。 慌てて追い付き、肩を掴む。どこに行く気だ、と視線で問いかけた。 「ああ……お姉さんを、止めなきゃさ。ストレーガには甲児が乗ってるはずだから、多分お姉さんは勘違いしてるんだ。俺が止めてやらなきゃ……」 その怪我では無茶だ、と言いたかった。だが、ガロードの決意の眼を見てその言葉は喉元で止まる。 代わりに、ぺガスへと乗り込むガロードを手伝い、自身もよじ登った。 「おいおい、アンタも来るのか?」 当然、と親指を立てた。たとえ歌えなくてもできることはあるはずだ。 やや時間をかけてぺガスが浮上する。大体ビルの3回ほどの高さまで上昇した時―― 「……ッ!?」 ドン、と横から押された。 急速に迫る地面。慌てて姿勢を整え、猫のように四肢をすべて使い着地した。 ぺガスを、いやガロードを睨みつける。何のつもりだ、と。 「悪いな、コイツは一人乗りなんだ――それに喋れないアンタがいても、役に立たない。わかるだろ?」 ガロードが釈明する間にもぺガスはどんどん高度を上げていく。 「アンタはここで隠れてるんだ。全部終わって、無事だったら迎えに来る。 戻ってこなかったら……そうだな、ほとぼりが冷めるまで待ってこの街を脱出するんだ。 マジンガーZのパイルダーが放置されてたから、あれを使えばいいよ。 そんで、D-3の市街地に行くんだ――アムロさんがいるはずだから、俺の名前を出せば信用してもらえると思う」 聞きたいのはそんなことじゃない――バサラは今ほどこの喉を恨めしいと思ったことはない。 「じゃあ、な……死ぬなよ。アンタの歌、俺、好きなんだからさ」 そして、ぺガスは行ってしまった。一人取り残されたバサラ。 どうするべきか。 隠れる? ふざけるな、絶対にNOだ。どうにかしてあの戦闘に介入する。 が、まさか生身で行くわけにもいかない。 『マジンガーZのパイルダーが放置されてたから』 ガロードの言った言葉だ。マジンガーZがやられたところはここからさほど遠くはない。 意を決し、走り出す。 瓦礫を越え、道路をひた走る。 ふと、ポケットの中の錠剤の存在を思い出した。 これを飲めば声が出る――ユーゼスはそんなことを言っていた。 迷う。だが、今はその時ではないと走ることに意識を集中した。 →戦場に響く歌声(2)
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【作品名】マクロス ダイナマイト7 【ジャンル】アニメ 【名前】白クジラ 【属性】銀河クジラ 【年齢】200万歳 【長所】同種族が寿命で死んでいくのを何度も見て自身も死にたがってたらしいが バサラの歌を聴いて歓声を上げて活性化した 【短所】バサラが来るまでは意志がないどころか生物ですらないただのエネルギーだと思われていた 【備考】劇中で数百万年も生きてると語られている。例によってバサラの歌でノリノリになって元気になる。 vol.2
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325 :名無しせずにはいられないな:2010/01/14(木) 00 09 17 ID wFlcDM.c トレーズ「…ん?……ここは何処だ?」 池田「お前が来るのを待っていたし!」 トレーズ「む?突然なんだ?」 池田「ズバリ聞く!お前はキャプテンとねt」 ビリビリ「落ち着け……!」 バリバリバリ! 池田「……ぎにぁぁぁぁ!?」 ビリビリ「まあとにかく、ようこそ死者スレへ。ここは死者達の集い場よ」 トレーズ「ほう、ここが死後の世界か……」 ビリビリ「……で?実際のところ、福路美穂子さんとはどうなってたんです?」 キャス子「私も気になるなあ……それ」 部長「私も」 小十郎「俺も」 荒耶「私もだ」 トレーズ「HAHAHA!私の信条は『エレガントに』だぞ?会って数時間のレディに手を出すなど、主義に反するさ……」 一同「ふーん」 池田「あ・・・が・・・きゃぷて・・・」(感電中) 【トレーズ・クシュリナーダ@新機動戦記ガンダムW 到着】
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1 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 12 12 ID mGe3GFxU 透華「そろそろ移転にも慣れてきましたわね」 前スレ 死者たちのたまり場 その3 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13481/1273847365/ 2 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 36 56 ID gFdKYTh. キャスター「というわけで早速ヤりましょう!」 律「ちくしょー移転しても結局こうなるのかアッー」 3 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 42 57 ID EehXLWH6 かじゅ「久ー、HTT備品一式運ぶのを手伝ってくれー」 部長「分かったわ、ゆみ。…一緒に手伝ってくれない?」 美穂子「はい」 池田「わ、私も手伝うし!」 海原「竹井さん、僕も手伝います」 小十郎「僭越ながら、俺もお手伝いいたします」 アーニャ「運ぶ」 部長「いやー、みんながやってくれるから楽でいいわぁ」 かじゅ「久、少しは手伝え」
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『2』 前田慶次 『慶次の花道』 伊達政宗 『永遠のライバル』 真田幸村 『お館様御上洛』 武田信玄 『宿命!川中島の合戦・地』 猿飛佐助 『密命・暗殺行』 豊臣秀吉 『富国強兵』 竹中半兵衛 『残された時間』 長曾我部元親 『元親が行く!』 毛利元就 『氷の面』 織田信長 『魔王VS覇王』 濃姫 『走れ、復讐の道を』 森蘭丸 『蘭丸はじめて物語』 明智光秀 『狂喜の末に』 上杉謙信 『宿命!川中島の合戦・天』 かすが 『謙信様のために』 前田利家 『慶次が家出した!』 まつ 『究極のめし』 島津義弘 『認め合う者達』 本多忠勝 『竹千代救出大作戦』 ザビー 『ザビー、愛の布教計画』 いつき 『打倒信長・一揆衆再び』 『2英雄外伝』 片倉小十郎 『竜の宝』? お市 『眠れ緋の花』? 浅井長政 『信義・不倒!理の花』? 伊達政宗(外伝) 『蒼紅共闘』? 真田幸村(外伝) 『武田家の日常~修行編~』? 前田慶次(外伝) 『古き良き友垣たち』? 長會我部元親(外伝) 『戦場の友情』? 風魔小太郎(外伝) 『伝説の忍』?
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ウコンバサラ 紫色のワニ型のアラガミ。 発見されたのは最近であり、水辺の多い地域に出没しやすい模様。 タービンを背負っており、電気を使った攻撃をしてくる。 名前の由来はフィンランドの雷神ウッコが持っていたハンマー、ウコンバサラからだと思われる。 ミョルニルと類似しているらしい。 発生起源 南アメリカ大陸。 攻撃属性 【雷】 弱点 ◆物理属性: 【銃破砕】:タービン(破壊後) 【銃貫通】:タービン 【切断】:頭(破壊後)、タービン(破壊後) 【剣破砕】:頭(破壊後)、タービン(破壊後) 【剣貫通】:頭(破壊後)、タービン(破壊後) ◆非物理属性: 【氷】 > 【火】 ◆部位防御力 部位 物理(銃) 物理(剣) 非物理 破砕 貫通 切断 破砕 貫通 火 氷 雷 神 頭 破壊前 80 80 40 40 40 × × ◎◎ 破壊後 60 60 30 30 30 ×× 胴体 80 80 80 80 80 ◎◎ タービン 破壊前 50 30 60 60 60 × ◎◎ 破壊後 30 30 30 30 (×) ×× 足 50 50 70 70 70 ◎◎ 尻尾 破壊前 50 50 70 70 70 × × ◎◎ 破壊後 50 50 50 ×× 数値が高いほど攻撃が通りにくくなります。 赤字はクリティカルが発生する部位。 活性化で変化する場合は、活性化後の値を()書きで後ろに記載。 ◆状態異常耐性 状態異常 耐性 持続時間(ダメージ量) 初期値 追加 ヴェノム 350 32 25秒(2.5%) ホールド 400 400 7秒 封神 400 100 30秒 防御力低下 400 80 60秒 ヴェノムのダメージ量はアラガミの最大HPに対する割合ダメージ。 ◆ダウン 部位 ダウン姿勢 備考 足 腹を地面につけてもがく 探知タイプ 視覚=聴覚 視界、聴覚ともに狭い。 捕喰 ◆アラガミバレット 銃身 名称 威力 属性 状態異常 説明 スナイパー ストリーマ 破砕:138、貫通:135 雷◎ 着弾時に爆発する狙撃弾 アサルト 雷光 破砕:76 雷◎ 3way誘導弾 ブラスト サンダーボルト 破砕:315、貫通:165 雷◎ 弾の下に地を這う雷のドームを形成する誘導弾着弾地点に時間差で雷の柱を発生 ショットガン ペルクーナス 破砕:56 雷◎ 射程の短い3連弾 ※入手できるアラガミバレットは装備している銃身に依存する。 ◆素材と確率 難易度1~3 難易度4~6 難易度7~8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 餓爬牙 53.8% 餓爬牙 53.0% 餓爬裂牙 45.9% 餓爬裂牙 43.0% 餓爬大裂牙 28.2% 餓爬大裂牙 38.4% 餓爬鱗片 23.2% 餓爬鱗 20.9% 餓爬鱗 29.5% 餓爬電磁鱗 24.6% 餓爬高電鱗 24.1% 餓爬高電鱗 32.8% 餓爬紋鎧片 11.5% 餓爬紋鎧 10.4% 餓爬紋鎧 14.8% 餓爬電磁紋鎧 12.3% 餓爬電磁紋鎧 18.1% 餓爬高電紋鎧 10.9% 餓爬銛片 11.5% 餓爬銛片 15.7% 餓爬銛 9.8% 餓爬電磁銛 12.3% 餓爬電磁銛 18.1% 餓爬高電磁銛 10.9% 餓爬豊穣神酒 7.8% 餓爬豊穣神酒 11.5% 餓爬豊穣清神酒 7.0% 結合崩壊 ◆素材と確率 部位 難易度1~3 難易度4~6 難易度7~8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 頭 餓爬牙 61.0% 餓爬牙 70.0% 餓爬裂牙 51.0% 餓爬裂牙 54.0% 餓爬大裂牙 34.0% 餓爬大裂牙 54.0% 餓爬涙石片 39.0% 餓爬涙石 30.0% 餓爬涙石 49.0% 餓爬涙晶 46.0% 餓爬涙晶 66.0% 餓爬涙光晶 46.0% タービン 餓爬鱗片 67.0% 餓爬鱗 53.0% 餓爬鱗 49.0% 餓爬電磁鱗 47.0% 餓爬高電鱗 46.0% 餓爬高電鱗 49.0% 餓爬紋鎧片 33.0% 餓爬紋鎧 26.0% 餓爬紋鎧 33.0% 餓爬電磁紋鎧 24.0% 餓爬電磁紋鎧 35.0% 餓爬高電紋鎧 23.0% 餓爬発電炉 21.0% 餓爬超電炉 18.0% 餓爬超電炉 29.0% 餓爬超高電炉 19.0% 餓爬超高電炉 28.0% 尻尾 餓爬鱗片 50.0% 餓爬鱗 45.0% 餓爬鱗 47.0% 餓爬電磁鱗 50.0% 餓爬高電鱗 40.0% 餓爬高電鱗 52.0% 餓爬紋鎧片 25.0% 餓爬紋鎧 22.0% 餓爬紋鎧 32.0% 餓爬電磁紋鎧 25.0% 餓爬電磁紋鎧 30.0% 餓爬高電紋鎧 24.0% 餓爬銛片 25.0% 餓爬銛片 33.0% 餓爬銛 21.0% 餓爬電磁銛 25.0% 餓爬電磁銛 30.0% 餓爬高電磁銛 24.0% ◆破壊可能部位 名称 破壊方法 防御率変化 頭 切断、剣破砕、剣貫通が有効 全物理属性、氷属性の防御低下放電噛みつきの電撃が消失 タービン 銃貫通が有効 銃破砕、切断、剣破砕、剣貫通、氷属性の防御低下活性化時火属性の防御低下放電の範囲が縮小 尻尾 銃破砕、銃貫通が有効 切断、剣破砕、剣貫通、氷属性の防御低下突進噛みつき終了時に横転 出現ミッション 難易度 ミッション名 フィールド 他の討伐対象 備考 1 ピット・ファイト 鉄塔の森 高 1 廃墟のストリーマ 黎明の亡都 2 ウォッチ・ダム作戦 蒼氷の峡谷 2 炎と氷 蒼氷の峡谷 高 2 プリマコード 鉄塔の森 3 鰐伍號 嘆きの平原 グボロ・グボロ 3 天使の柔毛 贖罪の街 ラーヴァナ 高 3 ビブリス 贖罪の街 サリエル 高 3 フラッシュ・ポイント 鉄塔の森 シユウ 4 潮風 黎明の亡都 グボロ・グボロ 5 コーナーバック 蒼氷の峡谷 サリエル堕天 高 5 白兎 エイジス ヴァジュラテイル(雷) ヴァジュラテイル(雷)を全滅させるともう1体が出現 高 6 バルカの鉄槌 贖罪の街 ハンニバルグボロ・グボロ堕天(氷) 7 野獣の饗宴 贖罪の街 シユウ堕天コンゴウ堕天グボロ・グボロ堕天(火) 高 8 サナトリウム 神機兵保管庫 ツクヨミ 2体出現 9 遠雷 鉄塔の森 ヴァジュラテイル(雷)x2ヴァジュラボルグ・カムラン堕天(雷) 1分後に出現 9 スカーレット・リバー 煉獄の地下街 スサノオヤクシャ 高 9 皇帝の進軍 黎明の亡都 カリギュラ 雑魚討伐後に4体出現撃破後にカリギュラ出現 12 スパルタの盾 フェイズ2/5 鉄塔の森 グボロ・グボロ堕天(火)ラーヴァナ スコッチ・オープニング フェイズ3/3 変容の神門・基底部 オントバサラ 討伐対象外にザイゴート堕天(雷)x3 高 12 クァドラプル 贖罪の街 ヤクシャ・ラージャシユウ堕天ハガンコンゴウ タンブルウィード フェイズ3/4 黎明の亡都 ザイゴート堕天(雷)x3カリギュラ ザイゴート堕天x3を倒すと4体出現 ラブ・アンド・ピース フェイズ1/5 贖罪の街 ハンニバルグボロ・グボロ堕天(氷) 14 グレート・ベネフィット 淘汰の神梯・基底部 シユウ 1分後に出現 高 14 バブルネット・ハント 贖罪の街 グボロ・グボロx2 初期配置は1体1分後に2体目出現 ローザ・ロッサ フェイズ3/4 神機兵保管庫 ツクヨミ 2体出現討伐対象外にナイトホロウx2、ドレッドパイクx2 15 アンツ・ギャリソン フェイズ3/4 淘汰の神梯・上幹部 ハガンコンゴウシユウ堕天暴走神機兵・長刀型 アケロンの磐船 フェイズ3/3 萌芽の神域・洞穴2層 キュウビ 1分30秒後に2体出現 久遠の白夜 フェイズ2/4 萌芽の神域・洞穴3層 ヤクシャx2 2体出現 高 15 洛沙の波濤 フェイズ1/5 煉獄の地下街 シユウx2 初期配置は1体1分後に2体目出現 ペトロフ・ディフェンス フェイズ1/4 創痕の防壁 シユウx2コンゴウ EX 15 トライアド・ラック 嘆きの平原 3体出現 15(DLC) シィ・デビル 萌芽の神域・山岳1層 サリエル堕天 初期配置は2体ウコンバサラを倒すと討伐対象外が6体目まで順次出現 特務 11 アルソミトラ フェイズ1/3 黎明の亡都 セクメトx2 初期配置は1体1分後に2体目出現 特務 13 二の矢 フェイズ4/5 終末の神林・階層核 ハガンコンゴウヤクシャ 特務 14 残月 フェイズ3/5 変容の神門・上幹部 ツクヨミ 特務 15 ファラオ フェイズ3/4 淘汰の神梯・側端部 グボロ・グボロx2 2体出現 行動パターン 内容 詳細・前後の行動 対処法 バック こちらを向きながら数歩退く。 当たり判定はない 噛みつき 口を開け正面へ小さく跳びながら噛みつく。 正面に立たないステップ、ガード 放電噛みつき 口を大きく開け内部に雷を発生させ正面から左側へ噛みつく。頭を破壊すると雷がなくなり範囲が狭まる。 右側面に回るステップ、ガード 突進噛みつき こちらを向きながら数歩退いたあと口を開け腹で滑りながらホーミング突進して噛みつき、尻尾をブレーキに使いターンをする。尻尾を破壊すると止まりきれずに横に1回転して倒れこみ体勢を立て直すまでにもたつくようになる。 引きつけてステップガード 尻尾払い 小 尻尾を右から左に小さく払う。 側面に回るガード、ジャンプ 尻尾払い 大 尻尾を持ち上げたあと右回転で反転しながら大きく払う。 範囲外に離脱ガード、ジャンプ 落雷 尻尾を持ち上げて雷を発生させターゲットへ落とす。 移動ステップ、ガード 放電 タービンを回転させ自身の周囲に雷を発生させる。タービンを破壊すると範囲が狭まる。 範囲外に離脱ガード 帯電跳びかかり 活性化時のみ。自身に雷をまとったあと跳びかかり1回転して周囲をなぎ払う。 ステップ、ガード 活性化 体に電気を纏う。 帯電跳びかかりが解禁される。 攻略 序盤から終盤まで登場する中型アラガミ。 本作で唯一難易度1から出現し、かつゲーム中で最初に戦うことになる中型アラガミでもある。 最初の中型アラガミということで、動きは鈍重で攻撃の予備動作も大きいものが多く、ゲームに多少慣れれば難なく討伐できるようになるだろう。 ただし注意点として、この敵が出現するミッションの説明や刀身につくスキルにも表れているとおり、 中型アラガミとしてはトップクラスの体力の高さを誇り、討伐には想像以上の時間を要しやすい。 視覚・聴覚が鈍いので分断しやすいことも含めて考えると、同時討伐の場合は他の感覚の優れたアラガミを先に倒してからにすると乱戦になりにくいだろう。 ウコンバサラの攻撃は口や尻尾によるものが多く、出の早い噛みつき攻撃も真正面にいなければ当たることはない。 顎の真横に陣取る形で頭に集中攻撃して結合崩壊させ、迅速に沈めたいところ。 放電噛みつきは正面から左側面に大きく攻撃判定が発生するのでなるべく右側面に回るように。 各部位の結合崩壊で攻撃が大きく弱体化する。捕喰チャンスを増やす為にも積極的に狙いたい。 (結合崩壊前でもタービンからの放電中は頭部か尻尾に当てる形で捕喰が狙える) ウコンバサラの特徴的な攻撃の突進噛みつきと活性化中に解禁される帯電跳びかかりはこちらをやや追尾するので、 大きく横に回避するか素直にガードしよう。 攻撃の弱体化が可能で尚且つ攻撃自体も範囲が狭く対処に困る敵ではないが、 活性化時に多用する飛び掛かり攻撃は着地と同時に一回転するため、狭い場所で狙われると面倒なので注意。 頭は剣物理全般に弱く、破壊後にクリティカルヒットになる。 尻尾やタービンは銃撃が有効。 銃撃はスナイパーだとタービン狙いが楽。アサルトは尻尾への銃撃がしやすく、連射もダメージソースになる。 ブラストは汎用バレットの充填破壊弾30を使うと威力が高く破壊しやすい。 脳天直撃弾改を正面やや離れた位置から撃つとタービンに当たることもあるが、ホーミング弾は後足付近の胴体に向かうで過信せずに。 ショットガンは頭と尻尾への接射がしやすいが、タービンにはジャンプしないと当てにくい。 ショートブレード 攻撃 真正面は出の早いの噛みつきが厄介なので側面から頭を集中攻撃。 尻尾攻撃はジャンプやライジングエッジで回避可能。 相手の攻撃を見てこまめなガードをするかステップで回避すれば問題なく倒せるだろう。 結合崩壊 空中攻撃の得意なショートブレードではタービンも狙いやすいので、お好みの方法で。 尻尾の破壊に手間取るようなら銃撃も織り交ぜるように。 ロングブレード 攻撃 側面から頭を集中攻撃。BAも通常攻撃強化などが全般的に使いやすい。 インパルスエッジは尻尾や足に有効なので、尻尾の破壊や足ダウンを狙いやすい。 また、放電中に範囲外から当てることも可能。 結合崩壊 尻尾はIEが有効なので攻撃の隙などに当てていく。 タービンは空中攻撃が当てづらいので銃撃に頼ったほうが無難。 バスターブレード 攻撃 他の武器と同様に側面から頭を集中攻撃。 攻撃が単純なので、タイミングを読んでのパリングアッパーも有効。 噛みつき攻撃以外は動作が遅いので、タイミングはやや遅めに。 チャージクラッシュを狙う場合は1ステップほど離れた側面から狙うといい。 突進噛みつきをかわした後や捕喰と同様に放電中にも頭を狙える。 結合崩壊 頭と尻尾は特に問題なく破壊できるだろう。 タービンは空中攻撃が当てづらいので銃撃に頼ったほうが無難だが、実は前足の脇に接近してのチャージクラッシュや△攻撃で強引に壊せたりする。 ブーストハンマー 攻撃 他の武器と同様に側面から頭を集中攻撃。 攻撃後のステップやガード可能までの硬直時間が長いため、連続攻撃は控えめに。 動きが遅いので振り向きに合わせて頭にブーストインパクトを当てたいところだが、怯まなかった場合は反撃を受けるので注意。 大技はダウン中かホールド中にのみにしよう。 結合崩壊 空中□攻撃がタービンに当たるので特に問題なく破壊できるだろう。 破壊に手間取るようなら銃撃も織り交ぜるように。 チャージスピア 攻撃 倒すだけならば他の武器と同様に側面から頭を集中攻撃。 BA・暴風圏やガトリングスパイクなどは特に有効。 動きの遅いウコンバサラでチャージグライドから穂先展開状態を維持したままの連続攻撃の練習をするといい。 結合崩壊 尻尾は振り向きに合わせて密着状態からチャージグライドで後に回り、そのまま連続攻撃を当てよう。 出の早い噛みつきで迎撃されないよう、完全に振り向く前に当てるように。 カメラ操作が苦手な場合はロックオンをした状態で上方向を入力したままチャージグライドを出し、そのまま連続攻撃をすれば、 自動的にカメラと共に振り向いて尻尾を攻撃してくれる。 タービンにも空中攻撃や空中チャージグライドが当てやすいので特に問題なく破壊できるだろう。 ヴァリアントサイズ 攻撃 他の武器と同様に側面から頭を集中攻撃。 リーチの長い△攻撃ならば他の武器よりも安全に討伐できるだろう。 低い位置に弱点の頭があるのでラウンドファングも有効。放電中や突進噛みつきを回避した後に繰り出そう。 結合崩壊 側面から△攻撃やラウンドファングを当てていけば頭と尻尾は問題なく破壊できるだろう。 タービンは空中攻撃が当てづらいので銃撃に頼ったほうが無難。 メモ 出現ミッションの10以下は未確認。 - 名無しさん 2015-08-12 21 40 47 名前